最低でも過去7年分はおさらいすること
薬剤師試験の中でも特に重要な作業になるのが過去問です。
薬剤師国家試験の過去問題集は毎年前年度から過去10年くらいの分がまとめて出版されるので、前年度の試験が終わってすぐに出版されるものは必ず購入しておくようにしましょう。
その際問題だけでなく丁寧に出題傾向や解説がついているテキストを選ぶのが大切です。
薬剤師国家試験においては特にこの過去問対策が重要と言われているのですが、それは毎年試験には過去問題から20%程度同様の問題が出題されるということがわかっているからです。
中には過去の問題がそっくりそのままその年の問題として採用されるものもあるので、しっかりと過去問を解けるようにしておくだけで2割は点数を底上げすることができるということになります。
ただあまりにも昔の問題がそのまま出るということはありませんので、だいたい7年位前までの問題に絞り込んで解けるようにしていきましょう。
過去問を理解できれば新傾向にも対応できる
過去問対策だけでなく新しい問題傾向にも対応ができないと困るのではないかと思ってしまうところですが、それほど焦ることはありません。
むしろ過去問題をしっかりと理解し、どうしてそのような正当になるかということを説明できるようになっていれば、特に新しい問題傾向のための対策をとらなくても楽に及第点まで点数を稼ぐことができます。
そのためには単に問題を暗記するだけでなく、解説文章までしっかり読んで似たような問題にも対応ができるようにしていきます。
青本のように専門の書籍になるとどういった傾向の問題が毎年応用として出されているかについても解説があるので、あまりあちこちに手をだすよりまずしっかり基礎を固めることを目指しましょう。