薬剤師にとって働きやすい場所とは
薬剤師の仕事は他の業種に比べてかなり転職率が高いという特徴があります。
これは薬剤師免許取得者の6~7割が女性であり、結婚などを期に一旦離職をしてそこから再就職をしていくというライフスタイルをとっている人が多いことが大きな要因です。
そうした家族の事情とは別にキャリアアップを目的に積極的な転職をする薬剤師さんも多く定年までに5回以上も転職を経験するような人も全体の2割近く見られています。
しかしいくら転職がしやすいといってもあまりにも数多く職場を変えるのは落ち着いたキャリア形成をすることができません。
将来的に結婚や出産をするにしても、できるだけ安定して長く勤務をすることができる職場を見つけられればそれにこしたことはないでしょう。
そうした人にとってはより離職率が低く、長年勤務をしている薬剤師が多い職場を探したくなります。
離職率が低い職場というのは同時に薬剤師にとって働きやすい場所ということになります。
以外に低い製薬会社の離職率
数多くある薬剤師の職場ですが、その中で最も離職率が低いのは意外にも「製薬会社」です。
日本国内には数多くの製薬会社がありますが、代表的なところだけを見ても定食率が90%を超えているところがほとんどで、中には辞めた薬剤師がこれまでいないという企業もあったりします。
医薬品業界における薬剤師の仕事は「研究」「開発」「学術」「MR」といったことを担当していくのですが、自身の専門性を活かしつつ探究的な仕事をしていくことができるという点において製薬会社は他の職場よりもやりがいを多く感じることができるのではないかと思います。