人気の高い薬剤師の就職場所は
薬剤師の就職先はいろいろありますが、中でも人気が高いところとして「製薬会社」「調剤薬局」「ドラッグストア」「病院」があります。
このうち新卒で就職を目指す人にとって人気が高くなっているのが「製薬会社」と「病院」で、臨床経験や研究に関する仕事をしたいと思う学生が多いということがわかります。
日本国内には数多くの製薬会社がありますが、現在のところ海外の製薬会社が数多く日本市場に参入してきたということもありやや押され気味の状況が続いています。
とはいえ他の業界と比較して製薬会社は売上高営業利益率がかなり高いという特徴がありますので安定的な収益を期待することができます。
進む世界的な製薬会社のM&A
学生に人気の製薬会社ですが、今世界的な大きな動きとしてあるのが企業の合併買収です。
ここ数年でもM&Aによって買収をされた有名な製薬会社が数多くあり、今後も日本国内のみならずグローバル企業からの買収の動きは製薬業界で働くことを考える時には意識していく必要があります。
ここ最近の動きだけを負ってみても、2005年4月には山之内製薬と藤沢薬品工業がアステラス製薬と合併をしており、さらに2007年には第一三共ヘルスケアがゼファーマに合併しています。
海外の企業ではスイスのロシュが中外製薬の子会社になるなど製薬会社の勢力図はかなり大きな動きが見られています。
製薬会社に勤務をするときにはそうした突然の合併により勤務内容などが変更される可能性はよく知っておいた方がよいかもしれません。