薬剤師ならではのやりがいとは
薬剤師は他の業界に比べて比較的転職者が多く、キャリアアップのためにむしろ積極的に職場を変えていくことを好む傾向があります。
これは薬剤師の職場がひとつの業界にとどまらず複数存在していることがあり、前職でのキャリアをそのままの形ではなく新しい仕事のために生かしていくということもできやすくなっています。
具体的には病院勤務で覚えた薬理の知識を製薬メーカーでの営業や研究に生かしたり、調剤薬局での薬品説明のスキルをドラッグストアでの接客に生かすといったケースです。
薬剤師としてのやりがいも人それぞれであり、どういった仕事をするときに最も興味を覚えるかはみな違っています。
なので自分自信が薬剤師として何をしたいかということにこだわることで、転職するかどうかやその場合にはどういった施設を選ぶかが明確になってきます。
時間・人間関係・給与などを考える
薬剤師という仕事は独占的業務ができる国家資格なので求人を探すのはそれほど難しくありません。
なのでもし現在の職場で勤務時間、人間関係、給与待遇に不満があるなら同様の職場を別に求めることも十分に可能です。
ある一つの県だけでも、薬剤師の募集が700件を超えています。(2018年12月現在)
参考HP→https://www.k-pharmalink.co.jp/kanagawa/
ただし同じ転職をするにしても「今の職場で気の合わない人がいるから」といった逃げを理由にしてしまうと、転職後もまた同じような悩みにあたってしまう可能性があります。
転職をするときにはその条件は本当に転職で解決可能かといったことも合わせてよく考える必要があると言えるでしょう。
そのためやはり薬剤師といして自分が何にやりがいを感じているかということの分析は欠かせません。